国勢調査での世帯の定義がよくわからない

先日、ネットでの国勢調査に回答していたのですが、世帯の定義が非常にわかりずらかったです。普通、世帯といえば、住民票に登録されている世帯を指しますが、国勢調査に関しては住民票の世帯とは無関係なんだそうです。

世帯主といえば、普通は住民票に登録されている「世帯主」という認識が一般的です。国民健康保険の扶養でもそうです。健康保険の関係で世帯を抜いたりするのがよく聞くことだと思います。ただ、所得税の扶養控除については住民票が違っていても、扶養の事実があれば控除を受けることができますが、一般的には住民票に登録してある世帯で考えるものと思います。

つまり、国勢調査や社会保険や税金などによって、世帯や世帯主の定義が微妙に違ってきてしまうわけです。

この点、国勢調査をするにあたり、まっさきに住民票の世帯とは無関係であることを明示しておかないと、戸惑ってしまう人が多いのではないでしょうか。

うちの場合、住民票ではそれぞれが世帯主となっている別世帯の人数が4人で生活しており、4世帯が生計を共にしております。けれども、国勢調査ではこれがひとつの世帯ということになり、そのなかから誰か一人を世帯主に選択しなくてはいけないようなのです。

すべて別世帯、4人とも世帯主で登録しようとしても、これでは入力することができませんでした。

システムの不備なのか、あるいは世帯の定義によって原理的に入力できないようになっているのかは不明ですが、ネットでの国勢調査はいまいちわけがわからなかったです。
posted by 給付金バンザイ! at 00:00│基礎知識