電気・ガス料金支援はプロパンガスは対象外

2025年4月の石破総理の会見で物価高対策の発言がありましたが、7月からの3ヶ月間について、電気・ガス料金支援が実施される予定となっています。

「足元の物価高に対応する観点から、暑くなります夏への対応として、電力使用量が増加をする7月、8月、9月の3か月について、電気・ガス料金支援を実施いたします。」

(※出典:令和7年4月22日:石破総理記者会見)

具体的に、いつ支払う料金から安くなるのかでいえば、経産省のホームページでは以下のように記載されています。

「値引き実施期間:2025年7月使用分~9月使用分」※
※7月使用分とは、原則としては、7月中の検針日から8月中の検針日までの使用に係る分を指します。

(※出典:電気・ガス料金支援|経済産業省 資源エネルギー庁のホームページ)

この点から考えますに、7月に支払う料金から安くなるわけではなく、7月に使用した分を8月に払う時に割引が適用される認識になると思います。そのため、8月、9月、10月の電気・ガスの支払い料金は若干安くなるのかもしれません。

どのくらい安くなるのかでいえば、公式ホームページの方で掲載されていますが、家庭用の場合はおおむね、キロワットあたり、2.0円~2.4円程度が割引されるとのことです。

割引額

均一ではなく、猛暑のピークとなる8月分は値引き単価が高くなっています。高圧については、商業施設などになるため、一般家庭では低圧料金になります。

ただ、ガス料金については、割引の対象となるのが都市ガスのみとのことで、プロパンガスは対象外となっています。

LPガス(プロパンガス)は対象外

うちはプロパンガスなので、残念ながら割引の対象からははずれてしまいました。この場合でも、地域によっては、自治体の方で割引してくれるところもあるようですが、うちの自治体ではそのような救済措置はありませんでした。

このあたり、不平等な気もしますが、プロパンガスは自由料金制となっており、価格構造が複雑なため、支援が難しい側面があるものと思われます。