11月30日は年金の日

年金の日が11月30日に設定されているようなので、これを機に、年金制度について考えてみたいと思います。

そもそも年金というのは、国民年金と厚生年金、そして個人年金にわけることができますが、公務員の年金というのも存在します。それが共済年金になりますが、「国家公務員共済」と「地方公務員共済」、そして「私立学校教職員共済」にわかれています。

詳しく見れば、議員年金などもあるため、単純に国民年金と厚生年金のふたつというわけではなく、様々な種類の年金制度があるわけです。

そして、給付や待遇についても、それぞれ違いがあります。

特に、共済年金の「職域加算」については、年金の上乗せといわれており、3階建て年金といわれているゆえんになります。また、議員年金などもやゆされていますが、一般的な国民とは待遇がぜんぜん違う制度になっているわけです。

一方、国民年金のみに加入している人は、将来的に月6万円程度しかもらえないといわれており、この年金格差がばからしく感じられるため、若い世代の納付率は年々低下している傾向にあります。

このあたりまでは、一般的にも認識されていますが、それぞれの年金資金というのは投資運用にまわされており、この運用実態の面でも格差が広がっています。

今年の6月、市場に共済年金の買いが観測されたとの報道がされましたが、このニュースはあまり大きく取り上げられませんでした。けれども、この投入される順序によって、リスクや積立て金についての違いが生じるわけです。

例えば、共済年金の資金で日経平均14000円の時点で株を買ったとします。そして、さらに厚生年金の資金も投入して日経平均が16000円まで上昇したとします。そして、16000円に上昇したところで、共済年金が利益確定をすれば、2000円もうけることができるわけです。

ここに、なぜ、サラリーマンの厚生年金の資金を先に投入しないの?という、ごく当然の疑問が生じるわけです。この面でも、運用格差というのがあるわけです。

また、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用収益が大幅にプラスに転じているというニュースも報道されてはいますが、それを実際に利益確定して売ろうと思っても、その価格で売れるわけではありません。

ずうたいがでかすぎて、もし売るとすれば、株価が暴落して安値で売るしかないのが年金運用の実態といえるわけです。

年金の日ということで、改めて年金制度について考えてみましたが、知れば知るほどおかしな制度だなと感じることが多くなってきました。現在の若い世代は非常に賢い人が多く、このあたりの実態を大勢の人が気づいているため、年金を払っていない人が多いのです。だって、ばからしいですもんね、月6万円なんて。

posted by 定額給付金 at 22:53| 年金